こちらではジブリ作品のうち、放送禁止になっていると言われている作品を一覧でお伝えしていきます。
ジブリの放送禁止作品一覧
ジブリの放送禁止作品として、有名な作品は以下の4作品です。
- 崖の上のポニョ(2008年公開)
- 火垂るの墓(1988年公開)
- 平成狸合戦ぽんぽこ(1994年公開)
- 海がきこえる(1993年公開)
これらの作品は、地上波では放送禁止として一般的にうわさされていますが、
完全な放送禁止となった作品は一つもない点に注意が必要です。
事実上放送回数が少なく、「放送禁止になったのでは、と言われているもの」という認識でいる方が正しいです。
ジブリの4作品、放送禁止になった理由は?
以下で、上の4作品が放送禁止になったとされている理由を考察していきます。
※理由は憶測も含まれます(公式未発表)
崖の上のポニョが放送禁止になった理由
崖の上のポニョは2008年の公開以降、海外でも人気になった有名な作品です。
しかし、2011年の東北の震災がきっかけで、地上波では放送されなくなりました。
崖の上のポニョが放送禁止になった理由
- ポニョが乗ってくる青黒い魚の津波の様子が、被災者に当時の様子を連想させてしまう
東北の大津波の影響を受けて、一旦地上波放送が禁止になりました。
しかし、1年半後(2013年)には、地上波放送が再開。
それでも放送回数は他の作品に比べてかなり少なく、
今後もポニョの放送が見られる機会は貴重なものであることに変わりはなさそうです。
火垂るの墓が放送禁止になった理由
火垂るの墓も、完全な放送禁止ではありませんが、放送頻度が低下しており、
地上波では放送禁止になってきたと言われています。
火垂るの墓が放送禁止になった理由
- 戦争の様子がリアルに描写されており、子供たちにもトラウマを与える、というクレームが多かった
実際、最近の放送では、せつこの兄がなくなるシーンをカットした状態で放送されたりしています。
ただ、戦争の悲惨さを伝えるのに貴重な作品という意見も多く、
今後も完全な放送禁止にはならなさそうです。
平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止になった理由
平成狸合戦ぽんぽこは、2006年から2013年の間、地上波では一切放送されませんでした。
そのため、放送禁止になったのではないかと言われています。
理由は明確に明らかになっていませんが、推測で囁かれている理由があります。
平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止になった理由
- ぽんぽこの性器があらわで、クレームが多かったから
動物とは言え描写が露骨で、子供たちが見るため親からのクレームが多かったようです。
そのため、放送を自粛していたと言われています。
ただ、平成狸合戦ぽんぽこも、平成から令和に変わるタイミングでも地上波で放送されたため、
完全な放送禁止作品となっているわけではありません。
海がきこえるが放送禁止になった理由
海がきこえるは1993年と2011年に金曜ロードショーで放送された以外に地上波で放送されていないため、
放送禁止になっているのではないかと言われています。
海が聞こえるが放送禁止になった理由
- 未成年が飲酒をしている描写がある
- 作品の長さが72分で、金曜ロードショー枠(2時間)に満たない
最近では、「風立ちぬ」では未成年でなくてもタバコを吸っているシーンが多いことが問題としてあげられていました。
ましてや未成年がお酒を飲んでいるシーンがある本作は、放送しにくい状態にあったと考えられます。
こちらも今後絶対に放送が禁止されている、というわけではありませんが、
今後も地上波で見る機会は限りなく少ないものとなりそうです。
放送禁止作品を見るには?
地上波ではほぼ放送禁止作品となっている「崖の上のポニョ」、「平成狸合戦ぽんぽこ」、「火垂るの墓」、「海がきこえる」。
これらの作品を見るには、DVDやブルーレイなどの円盤を購入するか、
レンタルサービスを利用するのが一番です。
※どこの日本のVODサービス(インターネット動画配信)でも、ジブリ作品は配信されていません。
唯一サブスクではTSUTAYA DISCASだとレンタルが可能。
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