当サイトはプロモーションを含みます

子育て関連

子供のアトピー性皮膚炎!重症度の目安・皮膚科通院治療の体験談

Atopic dermatitis

子供が3歳の頃、足首のかきむしりがすごいので、皮膚科を受診。

すると、「アトピー性皮膚炎」との診断。

今回はアトピー性皮膚炎について下記のことを記載していきます。

  • アトピー性皮膚炎の重症度の目安
  • 3歳児・アトピー性皮膚炎の体験談

スポンサーリンク

アトピー性皮膚炎の重症度の目安

アトピー性皮膚炎の重症度は皮膚科で肌の状態を確認して診断してもらいます。

一般的には、軽微から重症まで4段階で分けることができます。

軽微

見た目:普通の肌と比べると少し赤いくらい。比べなければ気づかない程度。

炎症状態はほとんどなく、乾燥している状態です。

アトピー性皮膚炎の場合、患部をこの状態で保っていくことをまず目標とします。

 

軽症

見た目:お肌に赤いポツポツが所々に見られます。

乾燥しており、軽い赤い斑点(ハンテン)、表皮の外側の角質厚くなり、剥がれてくる症状が出てきます。

 

中等症

見た目:赤いポツポツが患部全体に広がります。

赤い斑点や、皮膚の角質が厚くなって剥がれ出します。

皮膚の表面が小さく盛り上がった状態でぶつぶつがあらわれ、かきむしりによる細かいかさぶたなどが見られます

 

重症

見た目:中等症の部位をさらにかきむしったりすることで、ゴツゴツとした赤みがでた肌になります

はれあがり、むくみ、かきむしることを繰り返して皮膚が厚くなった状態で赤い斑点が出ます

皮膚の表面ははれ上がり、ぶつぶつしている状態が多発し、角質が厚くなって剥がれてきます

かきむしりによりかさぶたが付着し、死んだ皮膚の膜下に液体がたまって膨らみが出てただれてきます

皮膚の炎症で非常に強いかゆみを感じる状態です。

重症になると肌の完治は難しくなるため、重症になる前に炎症を抑えてケアをしていく必要があります。

 

アトピー性皮膚炎での関節の傷跡(体験談)

Atopic dermatitis

こちらは娘の足の様子。

アトピー性皮膚炎で足首をかきむしり、ゴツゴツしています。

この状態では中等症と診断されました。

皮膚科では、放置すると綺麗なお肌には戻れませんよと言われました。

スネの方もよくみたら赤い斑点があり、軽症の状態。

肌全体の保湿と、症状が起こっている部位への炎症を抑えることが必要と言われました。

 

実は夏場はもっと酷かったのですが、小児科ではアトピーで無いと言われ、油断していました。

その時ステロイドを含む保湿塗り薬を処方され、改善に向かったこともあり。

完治しないので、皮膚科の専門医に受診するとアトピー性皮膚炎と診断されましたので、専門家への受診がとても大切ということがわかりました!

 

処方された薬

  • 飲み薬:アレロック顆粒
  • 塗り薬:亜鉛華軟膏「ホエイ」、リドメックスコーワ軟膏
  • ヒルドイドローション
  • オリブ油「ヨシダ」

具体的な使用方法については、以下のように指導されました。

飲み薬→かゆみを抑える

どうしてもかいてしまうようだったら使用します。

アレルギー性鼻炎の症状やじんましん、皮膚疾患からくるかゆみを改善する効果があります。

 

塗り薬→炎症を抑えて皮膚を保護する

中等症の部位には「リント布」というガーゼに塗り薬を伸ばしたものを貼って保護します。

薬自体はジュクジュクとした湿疹を乾かして皮膚を保護する外用薬です。

リント布は1週間分ほどの大きさを100円で薬局で購入できました。

テープも100円ほどでした!

普通の薬局では手に入りにくい場合もあるので、皮膚科の近くの薬局なら手に入りやすいと思われます。

ない場合は少し大きめサイズになりますが、Amazonなどでも購入が可能です。

この亜鉛華軟膏とリドメックスコーワ軟膏の塗り薬は、軽症の部位にも毎日2回(朝・夜)軽く塗ります。

軽微な状態になるまで続けるようにと言われました。

現在は通院後1週間を経ちましたが、日に日に中等症の部位の赤みは減り、改善に向かっているように思われます。

今後の経過も更新していきます!

 

オリブ油→塗り薬の汚れ落とし

亜鉛華軟膏は普通に石鹸で洗っても落ちにくくなっています。

そのため、お風呂ではオリーブ油を染み込ませた布でいったん拭き取る必要があります。

 

ヒルドイドローション(ヘパリン類似物質)→乾燥肌対策

Atopic dermatitis

ヘパリン類似物質を含むクリームは、顔以外の全身の保湿に毎日欠かさず塗ります。

炎症が起きていない状態でも、アトピー性皮膚炎だと皮膚は乾燥し、バリア機能が低下します。

保湿剤は市販のものでも構わないようですが、添加物にも配慮が必要です。

子供の薬は税金で補助されているので、市販のものを買うよりも皮膚科で処方してもらう方が安心で結果的にお安くなることが多いです。

我が家では皮膚科への通院頻度はあまり高くないため、予防接種で小児科に行くたびに乾燥肌用のクリームを処方してもらっています。

↑上の写真はヒルドイドとヘパリン類似物質の泡状スプレー。

泡で出るものが塗りやすいのでおすすめ!

こちらは泡タイプを先生にお願いして特別に処方していただいております。

 

アトピー性皮膚炎の治療注意事項

子供のアトピー性皮膚炎では下記のことに特に注意が必要です。

  • お風呂の温度はぬるめにする
  • 低刺激の石鹸で手で優しく洗う
  • 爪を短くキープする
  • 汗をかいたら放置は厳禁

肌に刺激を与えないように、熱いお風呂には入れず、お肌もアカスリタオルなどの使用は避けた方が良いです。

ひっかき傷によって悪化しますので、爪は常に短い状態をキープしておく必要があります。

汗をかいたらかゆくなるため、放置せずに濡れた柔らかいタオルでふくか、シャワーで洗い流す必要があります。

 

アトピー性皮膚炎での耳切れ(体験談)

Atopic dermatitis

こちらは耳の横のあたりが少し切れている程度ですが、一部中等症レベル。

幼児で多くあるのは、耳たぶの下の切れ目です。

一時期は少し血が出ることもありましたが、処方された軟膏塗り薬をお風呂上がりに塗っているとマシになりました。

 

さいごに

アトピー性皮膚炎の原因は解明されていませんが、遺伝的な体質と乾燥・引っ掻くなどの環境の要因が合わさることで発症すると言われています。

我が家の場合、父がアレルギー性鼻炎のため、アトピー素因を持っています。

そのため、原因としては遺伝的な要因が強いと感じます。。

私自身はアトピー系のこととは無縁に過ごしてきましたが、今後アレルギーマーチが起こる可能性も考慮してアトピーについての理解も深めていきます。

アレルギーマーチ:アトピー素因を持つ子供が年齢と共にアトピー性皮膚炎・食物アレルギー・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎などのアレルギー疾患を次々に発症すること

スポンサーリンク

-子育て関連

© 2024 日本どまんなか!地域ブログ Powered by AFFINGER5