ビザをとる関係で、生後3週間ほどでパスポートの申請をしてきました。
本記事では、以下のことをお伝えしていきます。
- 乳児のパスポート申請の流れ
- 乳児のパスポート写真の撮り方
- 1ヶ月赤ちゃんのパスポート申請体験談
乳児のパスポート申請
乳児のパスポート申請に必要な書類は以下です。
(参照:外務省パスポート申請に必要な書類)
- 戸籍謄本(又は戸籍抄本)
- パスポート用の写真1枚
- 一般旅券発給申請書
- 本人確認証(健康保険証、子ども医療証など)
入手方法は以下。
◆戸籍謄本・・・本籍地のある役所に請求して入手する
◆パスポート用の写真・・・自分で撮影、もしくは写真屋さんで撮影
◆一般旅券発給申請書・・・当日、パスポート申請の窓口で入手可能
◆本人確認書類・・・顔写真がない場合2点必要
本籍地が遠い場合は郵送で送ってもらうことも可能です。
乳児の本人確認書類
乳児の本人確認書類については、乳児本人のものと、申請者(親)のものそれぞれ必要になります。
顔写真つきの証明がある場合は1点でOKです。
1点で申請可能な本人確認書類
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート など
2点必要な本人確認書類
- 健康保険証
- 子供医療受給資格証
- 母子健康手帳 など
生まれたての乳児の場合は、母子手帳とその他1点あたりを持っていくと良いです。
乳児のパスポート写真の撮り方
乳児のパスポート申請における1番の関門は写真です。
赤ちゃんでも、大人と同じ厳格な基準の写真しか受け付けてもらえません。
サイズ:縦45mm×横35mm
- 正面を向いて撮影されたもの
- 6ヶ月以内に撮影されたもの
- 顔の縦寸法が32mm~36mm
- 背景がないもの(影もNG)
- 輪郭がわかるもの
- 目の周辺に何もないこと(涙もNG)
パスポートの写真は規格が厳しくなっています。
自宅で撮影する際には無地で淡い色のシーツに寝かせて撮影したものでもOK。
パスポート写真を撮影できるアプリは色々あり、安く済ませることもできます。
しかしどのアプリも安く済ませられたという口コミがある一方、
「使えなかった」という口コミも・・・。
今回申請してみて、乳児写真の場合はプロの写真屋さんに任せるのが良いかなと思いました。
生後3週間でパスポート申請してきました体験談:流れ
海外に仕事で行く関係で、生後1ヶ月を待たずしてパスポートを申請することになりました。
申請時には本人を連れていく必要があるため、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして申請しました。
流れを簡単にご紹介していきます。
必要書類を揃える:戸籍
戸籍謄本を役所で取ります。
私の地域の申請窓口では横に役所の出張所がありましたのでその場で全部事項証明書をゲット。
戸籍抄本でも構いません。
申請する赤ちゃんの名前が記載されていればOKです。
必要書類を揃える:写真
写真はパスポートセンターと同じフロアにある写真屋さんでお願いしました。
自宅で撮影も試みましたが、かなり難しく現像しても受け付けてもらえない程度だったためです。
写真屋さんではパスポート用写真3枚で1500円(税込)でした。
パスポート写真をプロにお任せする場合、おおよそ1500円〜2000円程度が相場となっているようです。
カメラのキタムラなどでも可能です。
写真の撮影が大変!
結局プロにとってもらいました。
寝かして撮影できる機材のない写真屋さんだったので、それでもかなり大変でした。
まず、目がぱっちりあいていないといけません。
抱っこ紐で連れていくと心地よく寝てしまう我が子・・・
やっと目が覚めたら少し吐いたりしたので(赤ちゃんあるある)、お顔を綺麗に整えて・・・
椅子に座って撮影スタート!
首が座っていないのに、輪郭をはっきり出さないといけないので、グラグラの頭を支えながら、支えている手が映らないようにします。
「そこ指が写ってる!」
「腕が入ってる!」
「支え方はこう!」
何回も注意を受けながらスタッフさんと3人がかりで数十枚の写真を取りました笑
真顔しか使えないので、泣いていたら一旦中止になるところでした。
写した写真の中から一番使えそうな写真を選びます。
「これは指が入ってる・・・」
「これは腕が・・・」
選別にも少し時間がかかり、写真館の方も少し不安気。
同じフロアにあるところだったので、無理だったら来てくださいと言われて申請しにいきました。
その写真がこちら。↓↓
「耳の位置がおかしいように見えるけど・・・」
とパスポートセンターの方に少し言われましたが、
後ろ頭を支えていたので耳たぶだけが前に出ていると説明したら、通りました。
良かった・・・
あとは、輪郭がはっきり見えているかもかなり見られました。
プロでもかなり苦労しました。
フロア内の写真屋さんで座った状態で撮影したので大変でしたが、
寝かせてパスポート写真が取れる写真館だともっと楽にできたと思います。
乳児のパスポート写真を撮る場合は、寝かせて撮影ができるか写真屋さんに電話などで確認してから行くのがおすすめです。
乳児のパスポートの署名
写真・本人確認書類・戸籍謄本を揃えたら、いよいよ申請です。
お金は受け取りの際にしか必要ないので、あとは一般旅券発給申請書を窓口でもらって記入して出すだけ。
サインだけは訂正が効かないため、先に乳児の署名を求められました。
署名欄は2行あります。
上が乳児の署名、下が代筆者の署名となっており、以下の例のように記入すればOK。
山田 花子 |
---|
山田 太郎(父)代筆 |
このサインがそのままパスポートサインとして印字されます。
あとの事項は間違えても二重線で訂正すれば良いので、気楽に記入して申請すれば終了です。
申請後:赤ちゃんのパスポート代金
申請後は10日間で出来上がり、受け取りは6ヶ月以内となっています。
子供は5年パスポートしかないので、作成代金は6000円となっています。
- 収入証紙・・・2000円
- 収入印紙・・・4000円
証紙と印紙でそれぞれ販売されている場所が異なります。
収入証紙→パスポートセンターなど役所管轄の場所
収入印紙→郵便局など
収入印紙は郵便局などで購入して持参しないといけないので少し手間となっています。
パスポートセンターの場所によってはどちらも売られている場合があるので、申請時にきっちり確認しておきましょう!
以上、乳児のパスポート申請について、レポートしました。