2021年8月現在、コロナデルタ株は勢いを増すばかりで収束の兆しが見えません。
ワクチンは予約がいっぱいですが、愛知県は妊婦とそのパートナーへの優先接種が始まりました。
本記事では、実際に妊婦として優先枠でワクチン接種を行なってきたため、その実情をお伝えしていきたいと思います。
愛知県では妊婦(パートナー含む)は、予約なしでコロナワクチン接種が可能
25週以降の妊婦は新型コロナウイルスにかかると重症化しやすいという報道が。
朝日新聞(8月19日);クリックで記事にリンクします
又、実際に妊婦の感染経路のうちパートナーからの感染が8割ということも言われています。
愛知県ではこれを受けて、全国より一足先に妊婦とそのパートナーは予約なしでの優先接種が可能となりました。
愛知県新型コロナウイルス感染対策サイト(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/wakuchin-seshu-ninpu.html)
(8月23日より)
持ち物として、接種券が配られていることという前提条件はありますが、これはワクチン接種をしたい妊婦さんたちにとってはとてもありがたい施策です。
この集団予防接種のワクチンはモデルナ製となっており、現在流行が置き換わっているデルタ株への効果はファイザー製より高いと言われております。
「デルタ株」の感染予防効果はファイザー製よりもモデルナ製が有効!?(8月25日Yahoo News)
愛知県在住で、一刻も早くワクチンを接種したいという方は、愛知県新型コロナウイルス感染対策サイトをチェックして、ご自身の行きやすい会場に時間内に行ってみましょう!
愛知医科大学メディカルセンターで予約なしでコロナワクチン接種をしてきました
予約なしで接種が可能ということで、早速妊婦の私は愛知県接種会場の一つ、医科大メディカルセンターに接種に行ってきました。
愛知医科大学メディカルセンターワクチン会場
国道248号線を南に下ると左手すぐ。
前面は外来患者用の駐車場のため、ワクチン接種の人は裏手に誘導されます。
予防接種日12時30分
13時から受付開始とのことで、夫と共に12時半くらいに到着し、行列に並ぶぞ!という覚悟でいざ出陣!
到着してみると、ワクチン会場用の駐車場は1台も車が止まっておらず、一番乗り。
中に入っても混雑している様子はもちろんありません。
スタッフの方に「12時45分になったら案内しますので、お待ちください」と言われ、1階待合で待ちます。
その間にも優先接種で来たのは1組の妊婦さんカップルだけ。
予防接種日12時40分〜13時
ワクチン接種会場は3階にあるため、13時予約の人は続々と3階に案内されます。
45分になると、妊婦やパートナーといった予約なしの優先枠の人は4階に誘導されました。
そこで、予診票を記入して、受付を済ませます。
予診票は忘れても病院でもらえますし、書く時間も十分ありますのでご安心を。
しかし、接種券と共に届いているので、おうちで記入してあるとスムーズです。
妊婦であることを証明するために母子手帳も見せますが、本当に表紙を見るだけで、中身のチェックはありませんでした。
予防接種日13時
13時前になると三階の接種場所に案内されます。
その後は待ち時間もなく医師の問診をしてもらいます。
ここでは、妊婦だから問診が詳しいというわけでもなく、何週であるか、や順調に来ているかなどの質疑応答も何もありません。
問診はさらっと終わり、次に案内してもらった別室で接種をしてもらいました。
インフルエンザの予防接種のように、「ちくっとしますよ〜」と言われ、ものの数秒で終了。
接種自体はインフルエンザの予防接種より痛くなかった印象です。
打たれた後は左手がだるいと言われればだるい?程度。
一回目なので人によると思いますが、幸運なことに特に不快な感じはなかったです。
予防接種日13時5分
13時5分にはすべて終わっていました。
予約もなしなので待ちを覚悟していましたが、何もなしで拍子抜け。
接種後は15分、待機の場所で待ちます。
同じグループの方(10人ほど)が終わると15分の待機がスタート。
30分と医師の指示があった方は30分枠のところで待っていました。
13時予約の方と同じ枠で、一番最初のグループが待機時間まですべて終わったのは13時20分でした。
1グループ5分くらいでまわっていた印象です。
体調が悪くならなければ終了!
接種自体はスムーズな感じでした。
待機時間中に具合が悪くなった人は動かずに手をあげてくださいとアナウンスされていましたが、同じグループで特に大きな副作用が出ているような人はいませんでした。
最後に;コロナワクチンの優先接種について
私は13時前に行ったので、混雑には一切あいませんでしたが、帰る頃には少し並んでいました。
優先接種枠で行くなら、平日の早い時間帯は狙い目かもしれませんね!
人の出入りが少ない分、妊婦にとっての感染リスクも低くなります。
それにしても人が少なかったのは、まだまだ認知している人が少ないからかもしれません。
産院で妊婦の優先接種が告知されることもなく、自分で情報を取りに行かないと接種ができるかどうかもわからない状態のため、まだ気づいていない人が多いのかなぁと感じました。
コロナ禍では何が正しくて、何がデマなのか、自分で判断をしていかなくてはいけません。
情報はできるだけ自分から取りに行って、リスクを少しでも減らしていきたいですね。
以上、愛知県での妊婦優先ワクチン接種に関してレビューしました。